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テスラの1月のドイツ新規登録台数、わずか1277台しかなく、2021年7月以来の少なさとなった。
また、政権を批判された英国では12%減、フランスでは63%と落ち込んだ。
ドイツで今月行われる総選挙を前に、マスク氏はワイデル氏との討論会を所有するX(で生中継。
1月下旬に開かれたAfD党集会にバーチャル出演した際にマスク氏は、「ドイツ国民に自国の文化を誇りに思うよう」促した。
そして「過去の罪悪感にとらわれ過ぎている」と発言。
第2次世界大戦中にナチス政権下で行われた残虐行為を肯定する発言とみられた。
この発言はアウシュビッツ強制収容所の解放から80周年を迎える直前に発せられたもので、ドイツ国内で強い怒りが噴出した。
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米国人は、欧州やロシアにおける「ナチス・ドイツ」に対する思いを理解してない様だ。
それは日本人にも言えることだが。
特にポーランドや英国、フランス等では、禁忌事項なのである。
当のAfD内部でもナチスとの関連に対しては敏感であり、今回のマスク氏の応援演説はAfDの選挙活動にはマイナス効果しか無いだろう。
そして、欧州でのテスラ車の販売台数に強い影響を与えたのは明白だ。
その上に、最近のテスラは欧州に対して新型車を投入しておらず、BYD車の車両の進化について行けてない事も理由ではあるようだ。
ところで、テスラもBYDも日本市場では惨憺たる状況である。
問題はユーザーの志向を無視した車両開発だろう。
日本での売れ筋はやはりSUVとミニバンであり、ただ大きく重いだけのセダンでは、売れないのは当たり前だ。
今回日本に投入した「モデルY」であるが、なんだかズングリムックリのセダンで、日本ではまたまた売れないだろう。
EVは巨大で重いバッテリーを床下に搭載せねばならないから、車高を低く出来ないのだ。
幸い、その所為で重心を低くなり、走行安定性は高いらしい。
それなら、元々高い車高のSUVを開発した方が良い気もする???。
まあ、格好が悪すぎ。
トランプ大統領が自動車に関して、「日本には関税以外の障壁が存在する」なんてノタマワッテイルが、まず「米国が作る自動車が日本の道路事情や志向に合っていない事」を認識するべきだ。
米国人のプライドが邪魔をするのか、或いはそんな頭脳は持ち合わせていないのか?。
双方かも知れないけれど。
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