確定申告の申請は、正規では2月17日から大々的に行われるのですが、実際は各地区の税務署で随時、「税務雑談」という形で受け付けてくれます。
ですから、いつもの年は「1月の中旬」に税務署で予約をとっておき、事前に作成した申告書類を確認、提出まで済ませていました。
しかしながら、今年は足の骨折により病院へ入院していたために、それができませんでした。
先週末に退院できたので、早速本日の午後に税務署の相談予約をお願いしましたが、既に満員で受け付けてくれません。
正規の日程内で、大きな会場へて向いて確定申告をしてくれとのこと。
しかし、今年の私は足の骨折が完全復活していないために、長い距離がを歩いたり長い時間を立って待ったりすることが出来ません。
その事を告げたのですが、やはり人数枠が一杯だとあっさりと断られてしまいました。
仕方がないので、e-taxで申請することにしましたが、これがまた難解です。
幸いにも、カードリーダーは以前買ったものが手元にありました。
マイナカードのパスワードは受け付けてくれるのすが、なんだか「電子証明のパスワード」も必要らしく、途中で止まってしまいます。
市役所で申請時に作ったパスワードが誤っているようで、遂に受付がロックしてしまいました。
解決するには市役所に出向くか、スマホに専用アプリをインストールし、コンビニでなにかの書類をダウンロードする必要があるらしいのです。
マイポータルって、自分のメールアドレスも登録してあるのだけれど、全く活用されていないんですね。
それでも、その後に色々調べてみると、実は「電子証明のパスワード」をスキップしても確定申告の書類は作れそうですので、なんとか進めてみました。
そしていよいよ医療費控除の入力になりますが、申請画面をいくら探しても「医療費入力フォーム)excel)」が有りません。
メニューに「医療費フォームを探す」のボタンはありますが、事前に作ったフォームを自分のパソコン内を探すだけの設定でした。
「なんだこりゃぁ!」でしたが、「医療費入力フォーム」を国税庁ホームページで検索すると、やっと出てきました。
さて、そのフォームですが、全ての項目を事細かに入力する必要があるようです。
多分、領収書の全ての項目を入力、分類してフォームを作成するのでしょうけれど、とてもやっていられませんって感じ。
これ、絶対に嫌がらせでしか有りませんね。
これまでの確定申告時には、医療費控除は、自分で集計した資料と領収書を持ち込んだら、さらっと担当の方が確認したのち、資料と領収書は帰してくれたのですが、電子申請だとそうはいかないらしい。
しかし、こんな詳細な資料を作っても、多分だれも見ることはないと思います。
やれやれ・・・。
2025/02/04
結局が本日の朝に「市出張所」へ出向いて、マイナカードのパスワードリセットをやってもらいました。
市役所までは遠いので行きたくなかったのですが、近所で出来たのでまあ、良しとしましょう。
さて、医療費控除ですが、金額と作業の量のトレードオフということで、「医療費入力フォーム」の作成と控除申請は断念しました。
一般的には、10万円を超える医療費がある場合は控除対象になるのですが、個人の傷害保険や生命保険が支払われた場合は、その金額を差し引いて計算することになります。
医療費控除の金額まで達するには、相当に高額な医療費でないと無理と思われました。
ところで、令和6年度の確定申告には、3万円/1人の定額減税があります。
うちは2人家族なので、6万円の減税でした。
おかげさまで、源泉徴収から沢山の戻り金が有りそうです。
これって、確定申告をしないと損しちゃうんですよね。
年金ぐらしの人って、確定申告をしない人が多いらしいですが、いざやってみると想像するより所得税は少なくなります。
地方税は、年末調整や所得税の確定申告の情報をもとに算出されるので、できるだけ税額所得を減らす事で、地方税の節税が可能と思われます。
そうなると、確定申告をやらない選択肢は無いですね。
今日の午前中で、騒いでいた確定申告を終わらせることが出来ました。
e-Taxは、取り掛かり時点では不明なことが多いのですが、終わってみるとそれほど難しいことではないと感じます。
源泉徴収で勝手に引き去られた税金を戻すことは、とても重要な事ですから、こらからも頑張って確定申告はやっていこうと思います。
ところで、最近思っている事ですが、確定申告を行う人が増えた気がします。
そしてその原因は、返礼品目当ての「ふるさと納税」であることは明白でしょう。
サラリーマンでも「ふるさと納税」を行った場合、確定申告を行わないと無駄に不要な税金を国庫に納めることになりますので、そうなるのは当たり前です。
しかしこの制度には色々と問題も多くて、困ったものです。
政府には、早い時期に終了してほしいものです。
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