***********************
20日、東京・八王子市で起きた事故。横転した車は、真っ赤な炎に包まれ、乗っていた1人が亡くなりました。
この車に追突した車を運転していた女性は、「眠くなって意識が遠のいた」と話しているということです。
参考動画:横転し炎上…車2台絡む事故で1人死亡
************************
悲惨な事故ですね。
亡くなられた方は、信号待ちをして停止していたので、完全なもらい事故です。
炎上した車両は、動画を見る限りは「ダイハツ タフト」という軽自動車の様です。
この車両の燃料タンクは金属製なので、破壊されて容易く燃料漏れする可能性が高いと思います。
海外で販売されている日本車は、全数が破壊されにくい樹脂タンクを採用していますが、日本で販売されている軽自動車は、コストダウンの為にいまだに鉄製タンクである車両が多いのです。
ホンダ車を除き、日本で販売されている軽自動車は、後席下に燃料タンクが吊り下げられています。
(参考:ダイハツ タフト)
海外で販売されている乗用車は、後突時の燃料タンクの破裂を防止するために、後ろのバンパーの中に頑丈な金属製のビームが仕込まれていますが、日本の軽自動車や小型車にはその様な装備は有りません。
一定速以上で追突された場合は、この様に火災を起こしやすいと言えます。
この様な悲惨な事故を目にすると、自分の身を守る為には、国産車を買う時は、海外で販売されている車両と同等の安全性(構造や装備)を備えた車両が良いと思います。
一般的に軽自動車の燃料タンク位置は、リヤシートの下側です。
後輪アクスルの直前に有るので、後ろから追突された場合は、燃料タンクが破壊されやすいと言えます。
ホンダの軽自動車や小型車は、センタータンクレイアウトなので、前席の下に燃料タンクがレイアウトされており、頑丈なフレームに囲まれています。
また、燃料タンクは安全性の高い樹脂製なので、他社製の軽自動車よりも安全性は高いと言えるでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿