2025年4月24日木曜日

CDメディア 「二人の宇宙戦艦ヤマト (通常盤)」を買いましたが・・・

  一般的にクラシックオーケストラの音源では、名盤と呼ばれるものでも音質はあまり良くないと言われることが多い様です。
 クラシックのシンフォニーは劇場等でオフマイクで録音されることが普通です。
 ジャズみたいにオンマイクで録音し、ミキサーでボリュームや音色、定位等をコントロールするのに不向きなんですね。
 その上にダイナミックレンジが広いため、特に弱音部の音量が足りなかったり、低音部が団子状態であったりと、難しいようです。
 ピアノ協奏曲では、ピアノはオンマイクなのでそれほど音質が悪いとは感じませんが、シンフォニーは難しいようです。

 その中で、映画のサウンドトラックでは、シンフォニーであってもスタジオ録音なので録音が良い音源も有るようです。
 私は元々が映画のサウンドトラックからオーディオに足を突っ込んだので、一般的なシンフォニーの音質があまり良くない事を、あまり知らないでいました。

 そんな事もあり、今回、久しぶりに「二人の宇宙戦艦ヤマト」といCDを買ってみました
















 手元には、「宇宙戦艦ヤマト」と「宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士達」のLPレコードとCDを持っているのですが、今回の 「二人の宇宙戦艦ヤマト (通常盤)」は、「宮川 奏」さんの息子さんである「宮川 彬良」さんがタクトを振っているので、ちょっと期待したんですね。

 早速CDを再生してみて、ちょっとがっかりしました。
 音質そのものは、ダイナミックレンジや周波数特性等が現代の録音レベルでとても良い出来なのですが、どうもミキシングが良くないと感じました
 「宮川 奏」さんのサウンドトラックとほぼ同等の楽曲なのですが、前に出て欲しい楽器の音が引っ込んでいたり、高域のファンファーレが明確な音質でなかったり。
 いきなり、ドラムだけが妙にリアリティがあったりと、全体的にバランスを欠いている様に思えました。

 前回、2作目のリメイク版のCD(これも宮川彬良さん)も買いましたが、これも同様の傾向で、もうちょっとかな?って感じでした。










 



 やはり未だに、偉大なお父様は超えてはおられない様です。 

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