2025年10月15日水曜日

「民主主義の基本」を蔑ろにする、野党連合に違和感


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 立憲民主党は記者会見で首相指名選挙を巡り、「自民党もうちも数合わせをやっている、それだけだ、この世界にいたら当たり前のことだ」と述べた。

 衆院の自民会派が196、立民が148で48の差があることを踏まえ「いろいろ言われるが、執念で本当に政権を代えるというなら、死に物狂いで、どんな考えであっても48人の票を集めるしかない、これが選挙だ」。
 「もちろん理念は大事だが、現実の政治を動かしていくのはそれだけではない、そういう点で言えば、私たちのほうがはるかに本気だから、場合によっては野田佳彦代表を首相指名の候補から降ろしてでもやる」と語った。

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 >「私たちのほうがはるかに本気だから」
 だそうだが、何に本気なのかよくわからない、政権が欲しいだけだろう。
 立憲、国民民主、維新で連立を組むなら、最大議席数の立憲民主の党首が首相に立候補するのが当たり前だが、どうしても国民民主の議席が欲しい立憲は、首相の座を玉木氏に譲るとまで言う。
 それって立憲の論理であり、国民不在の考えではないだろうか?。

 衆議院選挙で「わずか27議席」しか取れなかった「国民民主党の玉木雄一郎代表」を首相に担ぐってのは、民主主義の数の倫理を蔑ろにするものだと思う。

 立憲としては、とりあえず政権を取ってしまえば、いざ決め事の時は数の論理でいかようにも「国民民主党の玉木雄一郎代表」を制御出来るという考えなのだろう。

 衆議院議員の議席総数は465である。
 その僅か6%しか議席を持たない政党の代表が、なぜ首相になれるのか未だに釈然としない。
 僅か6%しか国民の指示がない人が首相の座にしゃしゃり出てくる事に、強烈な違和感を感じるのは私だけなのか











 

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