2024年12月3日火曜日

ホンダ50cc以下生産終了へ 「庶民の足」、排ガス規制強化で

 ホンダが原動機付き自転車(ミニバイク)のうち、排気量50cc以下の生産を終了する。
 国際的な排ガス規制強化の流れで適用される新規制基準への対応が困難と判断。
 適用が始まる2025年11月までに生産を終える見通しだ。
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  50cc原付きは若い頃に随分お世話になった。
 自動車に乗れない年齢の時の、友人宅への移動等、遊びと一体となっていた乗り物だ。
 私が当時所有していた「ホンダCB50」なんてのは、頑張れば精度の悪いメーター読みで最高速度は80KM/Hくらいまで到達していた。
 もちろん、警察に捕まると一発免許停止は間違いない。(50KMオーバー)
 でも、とても楽しかった記憶がある。
 当に青春の1ページであった。
 50cc原付きに変わるのは、多分電動バイクだろう。
 しかし中国では、ものすごい数の電動バイクの発火事故が発生し。、社会問題に成っている。
 日本製であれば大丈夫だろうけれど、できればそんな危険物には近づきたくないと思う。

 そして何時も疑問に思うことが有る。
 例えばホンダ・カブ50cc であるが、果たしてどれだけの温暖化ガスを排出しているというのだろうか?。
 調べてみると、この車両の燃費は105KM/Lとものすごい。
 例えば半分しか走らなくても、50KM/Lを超えるのだ。
 しかも、排気ガスを正常化するキャタライザーまで装備しているのだが、この車両を電動に変えることでどれだけ環境に貢献できるのかはとても疑問だ。
 いつも言っているが、2024年現在の世界の電力の殆どは、化石燃料で作られている
 だから走行中には温暖化ガスを出さないという言い方は厳密に言うと嘘っぱちである。
 つまり、電気で動く乗り物は、一般の人が思うほど環境に対してクリーンではない。
 今の技術では、大容量の希少金属で作られるバッテリーの生産、廃棄時に大量の音高ガスを排出するとされている。
 50ccバイクに対する排気ガス規制の強化は意味があるのだろうか?。
 昨今、ヨーロッパでは、日本製軽自動車が注文されている。
 大きくて重いバッテリーを搭載した自動車より、日本製の軽自動車が環境に良いことを、世界の人たちが認識し始めたのだろう。
 もっと環境に有害な乗り物は沢山あるが、そちらは野放しである。
 今後も地球の温暖化は益々加速するだろう。
 それに従って食料の生産性が低下し、物価は上昇し、それらを取り合って世界は戦争に向かうと思っている。
 人間がほんとうの意味で環境汚染を停めない限り、仕方のないことと思うこの頃である。

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