2025年2月14日金曜日

「私なら門前払い」 ホンダと日産の経営統合破断会見を見て、国沢光宏氏(モータージャーナリスト)は何を思ったか

 「私なら門前払い」 ホンダと日産の経営統合破断会見を見て、国沢光宏氏(モータージャーナリスト)は何を思ったか

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 今の日産が抱えるリスクを全く無視して、バラ色のような再建計画を出してきた。
 その計画は以下の大きなリスクが勘案されておらず、全く納得できない。

 その1:売れるクルマを作れるか
 その2:中国リスク
 その3:関税リスク
 その4:為替相場のリスク

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 この再建計画を提示されたら、人の良いホンダと言えども容認は出来なかったのだろう。
 だれでも、「さっさと日産を切り捨てて、別の道を模索すべき」と考えるのは当たり前だ。
 残る道はホンハイの子会社になる事だろうけれど、どれだけ資金が有ろうとも、この再建計画は間違いなく却下されるだろう。
 まずは採算の取れない工場の閉鎖、従業員の大幅カットしか道はない。
 ただ、中国工場を閉鎖するとなると、巨額の賠償金を取られる。
 しかしホンハイは台湾企業だから、中国の侵略リスクが有るので。それを払ってでも閉鎖する可能性もある。
 不謹慎だが、日産の行く末が面白くなってきた。





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