2025年2月15日、三日月状の金星が「最大光度」で輝く
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日の入り後の西の空で輝く「宵の明星・金星」が、2月15日(土)に明るさが最大となる「最大光度」を迎えます。
金星の明るさはマイナス4.9等(1等星の100倍以上の明るさ)に達し、非常に明るく輝くため注目です。
金星は地球から見ると約1年7カ月の周期で満ち欠けを繰り返し、見かけの大きさも変化して見えます。
最大光度の頃の金星は三日月のように見えるため、双眼鏡や望遠鏡をお持ちの場合は、金星の欠けた様子もお楽しみください。
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そういえば数日前の夕方、妙に明るい星があると不思議でした。
なんだか、何時も見ている木星より明るく見えたのです。
ちなみに、地球から見える天体で最も明るい恒星はシリウスですが、明るさ度は「マイナス1.44等級」です。
地球から見える太陽系の衛星で何時も明かるく見えるのは木星ですが、その明るさ度だって「マイナス2.5等~マイナス2.8等級」程度です。
金星は地球よりも内側を回る衛星なので、常に太陽の近く(明け方の東の空、宵の西の空)で観測されます。
今回の金星の明るさ度が「マイナス4.9等級」というのは、とても驚く明るさです。
きっと今夜も、太陽の近くにとても明るい星が発見できそうです。
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