ニューズウィーク:令和コメ騒動、日本の家庭で日本米が食べられなくなる
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アメリカで販売されている日本産短粒米の価格は、日本のように高騰していない。
1、長年続いた減反政策を止めるタイミングが遅かった。
2、高齢化した農業従事者の大量廃業により耕作放棄が進んだ。
3、米作の大規模化、企業化などを実現する規制緩和が遅過ぎた。
4、食味の良いジャポニカ米(短粒米)の魅力が国際社会に「バレて」しまい、優良品が輸出に回るようになった
5、価格上昇のトレンドを読んだ投機筋による買い占めが起きている
米食という日本人の生活の基本中の基本を守るというのは、政治経済の最優先課題のはずです。
クールジャパン政策の結果、日本米の人気が上がって輸出が盛んになり、その結果、日本国内の米価が上昇して、日本の消費者が買うことが出来ないというのでは本末転倒です。
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サンマもマグロも、鰻も、北海道のホタテも、全て政府のクールジャパン政策で海外の人達に美味しい食べ方を教えてしまった結果、日本の漁船が取ることができなくなったり、日本産の魚介類が大量に海外に輸出され、結果的に日本国内での価格が高騰し、当の日本人は食べられなく成っています。
TVでは、日本の食事を海外の人達に提供する番組が花盛り。
海外の人が美味しく食べて、「Japanese food is amazing」とか言われて、喜んでいる板前さんが映し出されています。
こんな番組を見るたびに、「日本人ってバカばっかりだ」としか思いません。
今度はコメの美味しさを知った外国人が、コメを買い占めてしまいますので、貧乏な日本人は遂にコメを食べることができなくなるでしょう。
しかしこのコメは我々の税金をばらまいて保護されてきた農家によって生産された物で有ることを、当の農家も、JAも、集配業者も、コメ販売店も忘れてしまっています。
例えば北海道のホタテも、漁業権で守られた漁協で産された物ですが、これは国内で販売されるから漁業権は成り立っていると考えられます。
鰻や秋刀魚はちょっと違って、美味しい食べ方を海外に教えてしまったため、海外の漁師が先に取ってしまうのです。
そのうちに、日本人はイワシさえ食べられなくなるでしょう。
もうそろそろ。自民党には退却してくれないと、割りを食うのは日本国民です。
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