2025年2月11日火曜日

HEV比率が世界で42%を突破、トヨタ車が売れる3つの理由

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 2025年3月期(2024年度)第3四半期(2024年4~12月)の時点で、トヨタ車を購入する顧客(「レクサス」車を含む)におけるハイブリッド車(HEV)の販売比率は世界で42.4%に達した。
 HEVの販売比率が最も高いのは欧州で67.1%。これに日本が59.4%だ。

 中国でも、充電インフラの整備が遅れている上に、寒冷地や砂漠地帯といった電気自動車(EV)が苦手な内陸部を中心に、HEVは好調な販売を続けている。













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 このデータは、あくまでもトヨタ車を買ったユーザーのハイブリッド比率を語ったものであるが、それでも4割を超えているのは凄いことだと思う。
 日本は6割を超えているが、最近のガソリン価格の高騰も影響がありそうだ。

 ランニングコストは多分、ハイブリッド車より自宅充電するEVが安いと思われるけれども、自宅充電出来なければ、逆にハイブリッド車と逆転してしまう事や、航続距離の短さ、毎日の面倒な充電操作と、購入価格の高さが日本人にも認識されてきたのだろう。
 また、所詮が石油で発電した電力で走ることになるので、言われるほど環境にエコではない事も知れ渡ってきたのだ。


 世界で増えている温暖化ガス排出量だが、日本だけは減少しているのが興味深く、特に運輸部門が著しい。
 やはり、石油由来の電力で走るEVよりも、ガソリンの消費量を劇的に減らせるハイブリッド車が、温暖化ガスの排出量減少には効果的な事の証明でもある。
 













 そんな日本の健闘を他所にしてEV大国の中国では、近年温暖化ガスの排出量が劇的に増えているらしい。
 衛星システムにより、世界の温暖化ガス濃度を測定した結果判明した事であるが、EVの普及により温暖化ガスは削減できると思われていたが、実は大幅に増加してしまったそうだ。


 幸い、世界でもハイブリッド車の温暖化ガス減少効果が認識されてきており、マスコミや一部の国の世論操作により作られたハリボテのEVは、消えていく運命にあると思うこの頃である。



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