伝説のオーディオ用オペアンプである、「OPA627」ですが、既に市場から消えてしまった様です。
怪しいサイトで販売しているのを見かけますが、偽物も多いと聞くので後継機種をネットでググると、「OPA828」がヒットしました。
「OPA828」 ¥1,810(税込)
動作電源電圧 ±4V~±18V
入力電圧ノイズ 4nV/√Hz 1kHz
歪率(%) 0.00001% ~10kHz
スルーレート 150V/μs
最大出力電流 13V
最大出力電圧 30mA
動作電源電圧 ±4V~±18V
入力電圧ノイズ 4nV/√Hz 1kHz
歪率(%) 0.00001% ~10kHz
スルーレート 150V/μs
最大出力電流 13V
最大出力電圧 30mA
流石OPA627の後継機だけあって、高性能な数値ですが、スルーレートが150V/μsと桁違いの数値には驚き。
まるで、ディスクリートアンプ?。
現在使っている「OPA134」に対して、ノイズは同等、歪率は1/8、スルーレートは75倍ですが、どんな音がするんだろう?。
パッケージはSOICおよびHVSSOPで提供されているので、DIP化基盤が必要だけど、ぜひ使ってみたいオペアンプ。
国内で信用できる販売所としては、共立エレショップで取り扱っている。
という事で、早速発注しました。
必要数は2個セットです。
どんな音になるのだろう?。
実は、2回路化モジュールも存在します。(裏表実装、基板は4層)
ところで、私が基盤の配布でお世話になっているお気楽オーディオさんのオフミーティングで、オペアンプのブラインド比較試聴の記事を載せられています。
周辺機器との相性や楽曲、そして試聴環境に依るものなのか、その時にはOPA627の点数はあまり良くなかった様です。
評価が高かったのは、テキサスインスツルメンツ社の「TL071」と「LME49710」、そしてバーブラウン社の「OPA134」だったそうです。
某 Youtubeチャンネルでは、オペアンプの音はどれも同じで違いはないとする記事もあります。
お気楽さんの記事でも、あまり違いが判らなかったとのコメントが会ったようです。
計測データで明らかに特性が違っていても、低周波であるオーディオの波形では違いは感じられないのかも知れません。
もし違いがないとすれば、NJM 5532DD(¥90)や4580DD(¥60)で良いことになりますね。
こちらの記事も興味深いです。
やはり、宇都宮自作オーディオ会でも、ブラインド環境でオペアンプ聴き比べをやってみたい気もしますね。
どんな評価に成るのか???。
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