産経新聞:ハチが巣くった3年放置の迷惑バイク 撤去したマンション管理会社に「違法」と賠償命令
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マンション駐輪場に約3年にわたり許可シールもなくバイクが放置されていた。
時ハチの巣まで作られたため、管理会社が持ち主の入居者を突き止め、電話で「同意」を得た上で撤去した。
だが、入居者側との訴訟トラブルに発展、大阪高裁は撤去を違法と判断して会社側に賠償を命じた。
会社側は撤去の同意をもらおうと男性に連絡しったが、約3年間は乗っていなかったという。
其の上で、「今後は運転するので撤去しないで欲しい」と応じなかったそうだ。
大阪高裁判決が注目したのは、撤去直前の経緯だった。
管理会社側は放置バイクの写真をマンション内に掲示し撤去を予告。
夫婦はこれに気づき、管理会社に駐輪シールの交付を申請していたが、会社側のミスで交付されず、撤去担当者も申請自体を把握していなかった。
高裁はこれを踏まえ、夫婦が撤去当時「バイクの放置状態を改め、運転する意思を有していた」と判断し、会社側の一連の対応を「違法に所有権を侵害した」と結論付け、男性がバイクを長期間放置していたことについては考慮しなかった。
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個人的に思うのは、今の日本の法律が現状に合致しない時代になったと言うことだ。
先日、私の地区のゴミ捨て場所に、勝手に他地区から「電池付きのパソコン」が捨てられていた。
警察に一報し、「これは不法投棄ではないか?」と訪ねたが、厳密に言うとそれには当たらないとの答えだった。
捨てたのはゴミ捨て場で有ることや、他地区からゴミ投棄を禁止した掲示物が無いことなどから、そう判断されたのだろうと思う。
しかし捨てられた方は大迷惑で、電化製品を捨てられた場合は、その引き取り費用を地区が払うことになりかねない。
日本は不法投棄や不法放置に対する天国の様な国だ。
今の日本の法律は「性善説」が元になっており、マナーが優先されている為、それを無視した犯罪には対応できなくなっているのだ。
町中や道路の空き缶等のポイ捨て等にも、住んている地域の人はとても迷惑を被っている。
関係ない話だが先日、違法な落書きに対しての記事を読んで、気持ちがスカッとした。
個人的な思いだけど、どんなに有名な人が例えば我が家に落書きをしたら、何も考えすさっさと消し去るでしょうし、犯人が見つかったら被害額を請求するでしょう。
まず、勝手に他人の所有物や公共施設に落書きする根性が大嫌い。
だから、バンクシーも大嫌いだし、彼の絵が素晴らしいとか全く思わない。
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