アマゾンのカスタマーレビューでは、結構厳しいことが書かれていましたが、しかしながら値段の安さに負けて、似たような商品を買ってみました。
その製品を買うのに踏み切った理由は納期の早さです。
納期が一月以上と長いものは、殆どが中国から送られてくるものです。
粗悪品の恐れや、キャンセル処理が遅くなり、後日連絡を取ろうにも、既にメーカーが存在しない等のリスクがありますが、納期が翌日であれば、あまり酷いものは無いだろう思った訳です。
果たして、一昨日発注したものが昨夜届いていました。
早速中身を見ると、仕上げはいまいちですが問題は無さそう。
一部の製品にバリが有って、指に刺さったのは御愛嬌レベルです。
測定時は、自作のケーブルの両端にジャック単体を指して、電気抵抗を測定しました。
ケーブルは、 モガミの同軸ケーブル、両端のRCAコネクターは、いつものTOMOCA ( トモカ ) / JS-65Rです。
デジタルテスターの、プローブショートでの電気抵抗値は「0.004Ω」でした。
つまり、テスター本体の内部抵抗ですかね?。
ケーブル単体を測定しての結果は、やはり変わらず「0.004Ω」と表示されました。
写真では、「00.4」と見えますが、「.」をよく見ると、「測定レンジのインジケーター表示」がポイントに見えているのです。
(RCAソケット✕2)+ 同軸ケーブルの抵抗値は、測定限界以下の様です。
最終的に、ケーブルの両端にジャック単体を指して、電気抵抗値を測定した結果は、やはり「0.004Ω」で、測定限界値以下の様です。
(RCA端子✕2)+(RCAソケット✕2)+ 同軸ケーブル = 「0.004Ω」
結果、今回アマゾンで買ったRCAジャックの個別電気抵抗値は測定限界以下だと思えます。
抵抗値を見る限りは、アマゾン安売り品でも全く問題は無いように思いました。
全体的な仕上げですが、例えば秋月電子のRCAジャックに比べると、メッキの滑らかさやバリ仕上げ等は良くないのは間違い有りません。
小さな凸凹があると、接触面積が減少する可能性がありますので、高品質な物と厳密に比べると、やはり電気抵抗値では劣る事が想像されます。
メッキも、本当に金メッキなのか調べる事は出来ないので、使ってみてサビが発生する可能性もありますし、抵抗値が使っている途中で増大する可能性もあります。
それらも考慮しての利用と覚悟すべきでしょう。
参考:秋月電子 (流石に秋月電子のジャックは、表面処理が綺麗です)
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