2025年7月9日水曜日

トランプ氏、医薬品に200%関税も 半導体関税なども近く発表へ

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 トランプ米大統領は、輸入する半導体や医薬品などに対する関税が、200%に達する可能性があると明らかにした。
 製薬会社が対処できるように「1年から1年半程度の猶予を与え、その後に関税を課す」とした。

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 トランプ氏は、関税政策に酔っている様に思う。
 凋落した米国の製造業としては、他にやることが無いというのが本音だろう。
 つまり、米国の製造業は発展途上国並に保護が必要という事だ。

 日本でも、同様の兆候が見えている。
 例えば日常の買い物で、中国製品を避けることは不可能だ。
 スーパーでは、缶詰等にとどまらず、野菜までも中国製品が並べられて生姜や玉ねぎ、人参などの価格で国産は太刀打ちできない状態だ。
 日本でも、中国製品に限ってはトランプ関税と同等の政策が必要だろうが、政府は否定的だ。

 中国はこれまでずっと、意図的に人民元の為替を安く操作して来た。
 結果、輸出競争力が高くなって、世界の工場と呼ばれる程になったが、そのために、他国の産業は打撃を受けて衰退してしまった。

 批判するだけでなく、トランプ関税の良いところも参考にすべきであろう。


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