今朝方、図書館のパソコンにて、所蔵書の検索をしていました。
何故だか知りませんが、2台のパソコン席の間にゴミ箱が設置されていました。
画面の表示に集中していた時に突然、そのゴミ箱から「ドサッ」と大きな音。
ゴミ箱を見ると、紙を固く丸めた拳より大きく見えるゴミが投げ込まれた様子。
音からして、結構重量もあったでしょうか。
ちょっとびっくりして横方向を見上げると、70代くらいの爺さんが自分もびっくりした様子で呆然と立っています。
いきなりでしたのでこちらは、何が有ったのかとびっくりした顔で、その爺さんを見ていたと思います。
お互い見つめ合った数秒後に、爺さんは悪びれる様子もなく、謝意を表すでもなく、前方に顔を向けてさっさと立ち去っていきました。
遠くから重く大きなゴミを投げ込めば、当然のごとく大きな音がするでしょうし、ただでさえ静かな図書館ですから、近くの人が驚くのは容易に想像できるはずなのですが、この爺さんは、すでに痴呆症?なのか?。
多分、小さい頃から男尊女卑で育った世代なので、そんな心使いが元々できない人なのでしょう。
図書館は旧名「河内町」という結構な田舎にあり、周辺は田園地帯です。
ここらへんは古い農家が多くて、今回の爺さん世代は「長男」として大事に育てられた人が多いと聞きます。
ですから、高齢になって夫婦だけで暮らしていても、奥さんの事を気遣うなんて事を知らない人も多い。
街のスーパーで、高齢のお婆さんが荷物を抱えて前を悠々と歩く爺さんに付いていく姿を見かける事もあります。
そして、中には「もっと早く歩け」と、荷物を抱えた婆さんを叱る爺さんも時々・・・。
今回のゴミ投げ込み爺さん自身も驚いた様子だったので、他意は無く、想像力が足りないだけの行動だったでしょうけれど、せめて驚かせた人に一言謝るくらいの心は持ってほしいものですが、そんな爺さんには何を言っても無駄でしょうから、軽蔑の目で見るしか対処法はないんでしょう。
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