読売新聞オンライン:伊東市長の学歴問題、百条委が再度「卒業証書」提出を要請へ…改めて出頭も求める
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伊東市の田久保市長は、先月25日に開かれた百条委に出頭を要請されたが、証言内容は事実上、回答が不可能と主張し出席を拒否した。
同委は市の「田久保市長の欠席理由は正当ではない」と判断。
改めて13日の同委への出頭を求めた。
これに対し、田久保市長は「内容をよく見てからコメントを出す」とだけ述べて立ち去ったた。
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当初は、東洋大の卒業証書とされる書類について、「検察で捜査の対象として調べていただきます」と述べ、卒業アルバムなどとともに静岡地検へ提出すると説明していた。(2025/7/7)
ところがその後、「疑惑の卒業証書」を提出すると裁判に不利だということで、黙秘権としてこれを提出しないとし、何処へも提出しないと言う。
確かに、法律的には成り立つ説明かもしれないが、一般的な考え方からすると、とてもおかしな論理である。
自分の卒業証書が本物かどうかを、田久保も知りたいとしていたのが、刑事告訴を理由に外に出せないと言う。
経緯はともかく、この卒業証書は偽造されたものであり、それを田久保は既に知っていたということだろう。
彼女は市庁舎内で職員に卒業証書を確認させており、間違いなく卒業していると語っていた事も明らかになっているから、学歴詐称なのは間違いないだろう。
だが、問題の本質は単なる学歴詐称ではない。
もし卒業証書が偽造されたものであれば、「有印公文書の偽造」で罪に問われるだろう。
そしてそれを知っていて、市職員に確認させていたり、広報に記載していた場合は、「偽造公文書の行使」に当たるだろう。
完全な犯罪行為なのだが、それよりも重要なのは、嘘を嘘で覆い隠す「全く信用できない人物」である事だ。
おそらく、現在の伊東市民の多くは、彼女の嘘を見抜いているだろうが、そんな人物に市の運営をまかせている事こそが大きな問題である。
TVで放映された伊東市民へのインタビューの中で、「卒業していなかっただけだろう、問題はない」と言う意見も有った。
伊東市民とは、本当におめでたい人達なのだろうね。
彼女は伊藤市長という責任ある立場にいながら、立派な犯罪を犯しているのに、それを良しとするとか?。
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