個人的にはあまり聴いてこなかったのですが、噂ではブラームスって評判が良いようです。
曲的には・・
思いのたけをいきなり爆発させるような異例に濃密な序奏で開始される冒頭が凄い。
シンコペーション(高まる鼓動)に乗ったコーダのホルン・ソロとヴァイオリンによる
詩(うた)は、青年の心を持ったブラームスによる祈りにも似た無限の愛の表現。
第3楽章辺り、映画音楽として書かれたかのような雰囲気のある美しい曲。
実際に、1961年の映画の「さよならをもう一度」で使われたらしい。
22分辺りから優しさが折り重なるような美しさがたまらない。
どの部分を取り上げても見事なまでにロマン派的なシンフォニーとして完成している。
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ブラームスって交響曲だけでなく、「バイオリンの6重奏曲」や、有名な「ハンガリー舞曲」等、私が聴いてこなった素晴らしい曲が多いらしいですから、これから少し聴き込むようかなって思っています。
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