チェリストで最も有名で、世界中のチェリストが尊敬する「パブロ・カルザス」を、久しぶりにNHK-TVの番組「クラシックTV」で特集していました。
・伝説のチェリスト、パブロ・カザルス(1876〜1973)を特集。
・もしカザルスがいなければチェロはイケてなかった!?
・独学でチェロ近代奏法を開拓したり、「チェロと言えばコレ!」という曲・バッハ「無伴奏チェロ組曲」を発掘して定番レパートリーにしたり、音楽を通じて平和を訴え国連平和賞を受賞 したりとまさに型破り!
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カルザスはスペイン内戦(1936年7月 - 1939年3月)当時、フランコ独裁とファシズムに反対する為に40年間もの長い間、自らの演奏活動を中止します。
そして1971年10月24日、カザルス94歳のときにニューヨーク国連本部において「私の生まれ故郷カタルーニャの鳥は、ピース、ピース(英語の平和)と鳴くのです」と語り再演奏を行いました。
その録音は映像と共に残されており、宇都宮の図書館にもCDが所蔵されています。
以前聴いたことが有るのですが、久しぶりに聴いてみたくなりました。
94歳の演奏は、ゆったりとしていますが、悲しげで涙が出そうになります。
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