イープラスpresents 『ピアノの森』ピアノコンサート 2025 Autumn
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7年くらい前にNHKアニメで放映していた「ピアノの森」で、中国人のショパンコンクール挑戦者である「パン・ウエイ」のピアノ演奏を担当していた「ニュウニュウ(牛牛)さんの演奏会です。
実はこの人の演奏って結構好きで、「ピアノの森 パン・ウェイ 不滅の魂」というCDは、自宅に所持しています。
イープラスpresents 『ピアノの森』ピアノコンサート 2025 Autumn 演奏プログラム
ショパン:夜想曲 第2番 変ホ長調 Op.9-2
ショパン:バラード 第1番 ト短調 Op.23
ショパン:即興曲 第4番 嬰ハ短調 Op.66 「幻想即興曲」
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番より第3楽章 変ロ短調 Op.35
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番より第4楽章 ロ短調 Op.58
******** 休憩 *********
茶色の小瓶
ショパン:ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op. 64-2
ショパン:マズルカ 二長調 Op.33-2
ショパン:24の前奏曲 第24番 ニ短調 Op.28
ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31
ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53 「英雄ポロネーズ」
ショパン:エチュードメドレー(アレンジ.Niu Niu)
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個人の感想など
ずば抜けた演奏テクニックと優しく甘い顔立ち、大人しめの話術に感動しきりで、とても良いコンサートでした。
最初の曲「夜想曲 第2番 変ホ長調 Op.9-2」が始まった途端、これまで聞いたショパンより優しくて柔らかく、それでも1音1音が明確で立ち上がっており、なおかつ美しく繋がって発音されて、あっという間に演奏に引き込まれました。
当日のピアノが、「Shigeru Kawaiフルコンサートピアノ」だったせいかもしれませんが、スタンウエイやヤマハよりも、ショパンの曲がより潤って聴こえました。
演奏の合間の、控えめなユーモアを交えた話も演奏をより引き立てている感じがしました。
アンコールでは、「花火」という名をつけて、ニュウニュウ氏が組み立てた曲でしたが、ベートーベンやモーツアルト、リスト等の曲をうまくつなげた曲が演奏されました。
いかにも脂が乗り切った演奏で、信じられないほど早い指さばきを見せてくれました。
それでも音が全く滲むことがなく、1音1音の音量が強く、または弱くと自在にコントロルされており、ずば抜けて早いのにユッタリと演奏しているように音階、音量が明快でした。
名の通った男性の若い演奏家の、素晴らしい演奏は、とても聞こごたえがありましたので、またこの様な機会があれば、是非訪れたいと思いました。
★ 最後のサイン回の風景(遠くから撮影)
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