2025年11月18日火曜日

EVって本当にエコなのか??

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 排気ガスが出ないEVが本当にクリーンかどうかは、EVに充電される電力を生み出す過程でどれだけのCO2排出が抑えられているかが鍵だ。

 石炭火力発電は1kWhあたり約820gのCO2を排出。
 天然ガスは約470g、太陽光や風力、水力発電はほぼゼロ。
 化石燃料で発電した電力を利用しているEVは、間接的に多くのCO2が排出されている。

 中国では、EVの実質的CO2排出量は1kmあたり約70~90g、インドでは約80~100gと推計される。
 ノルウェーでは再生可能エネルギー比率が90%以上なので、EVの実質的CO2排出量は1kmあたり約10g未満と推計される。
 フランスの原子力由来の電力を購入するドイツでは、EVの実質的CO2排出量は1kmあたり約43g、原子力発電が主流のフランスでは約7gと推計される。

 ガソリン車やディーゼル車などの内燃機関車(ICE車)の走行時CO2排出量は、1kmあたり約147~176gとされる

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 化石燃料車でも、近年の日本のハイブリッド車は、海外の化石燃料車よりも格段にCO2の排出量は少ない。
 例えば最新型プリウスのCO2排出量は、燃費性能38.0km/Lのモデルで1kmあたり約61gと非常に少ない
 これは、中国国内のEV車が間接的に排出するCO2排出量の半分程度に過ぎない。
 EVは製造時に多くのCO2を排出する事を考えると、実際には日本のハイブリッド車のほうが、中国で走っているEVより遥かにCO2排出量は少ないのだ。 






























 マスコミはCO2排出量の削減のためにEVに乗れと報道するが、世界中の電力のおよそ70%は化石燃料由来であるから、EV製造時のCO2排出や希少金属の採掘時の自然破壊等を考慮すると、実際は日本製ハイブリッド車の方がはるかにエコだと思う。
 まだまだ化石燃料自動車は進化するだろう。
 そう遠くない未来には、50㎞/Lで走行する車両も出てくるだろう。



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