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電動化車両の先駆けになったメルセデスベンツのハイブリッドやBMWのハイブリッド。
巷では多くのトラブルが発生しており、見積もりを取ると3桁の修理費用!を請求される。
マイルドハイブリッドを採用している前述のメルセデスベンツS400hでいえばインバーターもリチウムイオン電池も高い!。
インバーターなどはアッセンブリー交換しかなく、S400hのインバーターを交換しようとすれば、軽く200万円を超える。
S400hの中古車価格は200万円台後半くらいなので、インバーター故障=廃車を選択する事になる。
自動車メーカーが日本車のように壊れない電動化部品を使えばいいのだろうけれど、気候風土の違いで壊れる部品だってあるとの主張で、メルセデスは欧州では保証修理であるが、日本国内では補償の対象にしていない。
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そもそもの欧州車は、電動関連の故障が非常に多発する傾向にある。
メルセデス・ベンツは、輸入車満足度ランキングは29位と最下位一歩手前だ。
車両を分解した経験がある人には理解できると思うが、車両の太いハーネスでも、日本車のように強固な保護カバーで覆われているわけではなく、樹脂テープで荒く巻いてあるだけのドイツ高級車を見て呆れた経験がある。
例えばVWのゴルフ、DCT発売当時のミッション・コンピューターは、ミッションオイルの中に浸してレイアウトされていたが、数年経つとケースが破損し基盤内にオイルが侵入して、コンピューターが破損し、走行不能なんて事例も有った。
友人のポルシェ911だが、一ヶ月に1度か2度の頻度で、街なかでエンジンが停止。
レッカーで持ち込むと、何事も無かったように走行可能という奇妙なトランブルが新車から続いていたらしく、短期間で手放す事になった。
結局ディーラーでは、原因不明として修理は不可能と言われたらしい。
入社したばかりの後輩が新車で買ったイタリア車だが、最初から雨漏れや電装系のトラブルが多発した。
彼曰く、「走っているより修理工場に預けている日数が多かった」。
彼は1年で手放す事になった。
日本車と違って、輸入車を買う時はギャンブルだと思うしか無いだろう。
ハイブリッド等の複雑な構造であれば、故障が多発する率も高くなる。
しかも、最近の車両は全ての機能をソフトウエアで管理しているから、また面倒でもある。
壊れにくい日本車ハイブリッドの代表であるプリウスだって、販売開始時にはどうしてもリコールが発生していたくらいである。
日本車であれば、保証期間内には無料で修理していくれるが、欧州(特にドイツ車)は、保証修理を認めない事が多い。
輸入電動車(特にメルセデス・ベンツ)に至っては、相当に多くの電装系のトラブルを抱えている可能性があるだろうから、それなりの覚悟をもって買う必要があると思う。
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