AIが世界を支配する

 YAHOOニュース:　なぜ人類は、自ら進んでAIに支配されるようになるのかーー清浄化と従属化願望のもとでー

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　企業でも官庁でも「コンプライアンス」が最優先とされ、社内ではハラスメントの疑いを恐れ、誰しもがおとなしくなった。

　街並みはきれいに整備され、猥雑（わいざつ）な看板や不潔な建物はどんどん撤去される。　

　きれいなオフィスビル、コンビニ、ATMに象徴される画一的で便利で、しかし魅力のない街、社会ができ上がっていく。

　最近の世の中は便利になったようで、実は不便である。

　なんでもネットやスマホや機械でできるが、実は不便である。

　問題発生時に金融機関やメーカーへの問い合わせしても、電話がつながらない事が多い。

　 ネットでチャットするとAIが回答してくるが大抵的外れだ。

　結局、人間は何も考えずに何かに従属すると楽になるという習性がある。

　人間は性善でも性悪でもなく性怠惰なのだ。

　だからAIによる社会の支配は実現する。

　実はAIには人間を支配する意思はないが、人間が支配を好むと知ると、AIが忖度してどんどん支配してくれるようになる。

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　この記事を読んでいて、なるほどなぁ！って思いましたね。

　久しぶりに、心にストンと落ちる記事に出会いました。

　これからは何でもAIで、それについていけない老人はバカ人される社会に成っていくのでしょう。

　でも、私が思うのは、老人が使えないのではなく、AIやコンピューターが未発達であると思っている。

　マン－マシンのインターフェースが未熟なのである。

　比べて人間のコミュニケーションは、言葉の壁さえなければお互いの理解を進める事ができる。

　マン－マンのインターフェースが出来上がっているからである。

　偉そうに、AIの進化を神格化するメディアは多いが、なに、未だコミュニケーション能力は人間のほうが遥かに上なのだ。

　その証左なのか、近くのスーパーやガソリンスタンドでは、機械によるレジシステムを廃止する所も出てきている。

　結局、機会になれた人以外には使いづらいのだ。

　実は私が通うガソリンスタンドも、値引きサービス券の配布を、スマホから従来の紙券タイプに戻してしまった。

　スマホだと、しょっちゅうメールが届いてうるさいし、支払い機の前でスマホのサービスシステムを起動し、メールを探しなんてやっていると、時間ばっかりかかって進まないので、お客から相当に苦情が有ったらしい。

　私もそれが面倒で、どこか別のガソリンスタンドに変更する事を検討していたりしていた。