高騰の背景に“消えたコメ21万トン” 農水省が調査へ
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生産したコメが市場に出回らず“行方不明”に。農水省は、生産量は増えているとみていますが、市場に出回っている量をみると約21万トン、茶わん32億杯分ほどのコメが“消えた”。
市場関係者によると、一部の卸売業者や生産者などが、価格高騰をうけて、より高く売れるタイミングまで、コメを余分にストックしているらしい。
そのため、市場に出回る量が減り、引き続き高値になっているとのこと。
31日に農水省は、政府が保存している備蓄米をJAなどに販売できる制度を整えると発表しました。
農水省は、この行方のわからないコメについて、集荷業者や卸売業者などの在庫状況を調査するとしています。
現在のところお米の転売に関しては明確な罰則がございませんので、
マスクの転売を禁じられた業者がお米などに目をつける可能性が報じられております。
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この時期、消費者はできるだけコメを買わない様にしましょう。
近所で譲り合ったり、コメ以外を食べたりして、価格の高いコメは絶対に買わない方が良い。
あるいは、少量ずつ買って値段が下がるのを待つのが得策。
一部の流通業者等が買い占めを行って、コメの価格を釣り上げているのは明らか。
彼らを許してはいけません。
マスコミも、こういう時こそ大騒ぎして、買い占め業者を叩くくらいはして欲しいね。
買い占めをによる価格操作を行った業者には、卸業の免許の取り消しくらいは政府も行うべきでしょう。
自民党も、昨年春にも米騒動が発生し、価格操作の可能性を指摘されておきながら、何も対策を取ってこなかったのは、バカ政権としか言えないでしょう。
日本国民も過去の米騒動よろしく、悪質な業者には打ちこわし等で対抗するくらいは当たり前とも思うこの頃です。
参考:打ちこわしと米よこせ騒動
ついに江戸市民の不満は爆発した。最初品川宿の窮民たちが質屋・米屋といった商家を襲撃して、打ちこわしを行なったのをきっかけに、江戸はじまって以来という大騒動となった。
まず、廿八日の夜五ッ時(午後八時)、顔を手拭でかくした男が、南品川御嶽町の稲荷神社に太鼓を借りに来て、神社側がことわったのに無理に持ち出し、馬場(番場)町の本覚寺(天台宗)境内へもちこみ、これを打ちならした。
これをきっかけにどこからともなく多数の者が集まり、気勢をあげて押し出し、南品川宿・北品川宿・品川歩行新宿とつぎつぎにあばれ廻ってめぼしい米問屋の打ちこわしを行ない、さらに引き返して、北品川馬場町から東海寺門前御殿山下の下村屋松次郎の家を打ちこわし、それから東海寺裏手、居木橋(いるきばし)方面へまわり、そのままちりぢりに分かれて、どこえ行ったかわからなくなり、うまく解散してしまったという。
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