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新米が出ても、なぜ値上がりが続くのか。
「早くいえば、買い占めだよね。中間業者(卸業者)がみんな買って」
新米ができる前から卸業者の買い付けが集中。
普段、取引のない業者からも「譲ってほしい」という電話が相次ぎました。
その結果、コメの取引価格は急上昇。
例年は60キロあたりの相場は1万3000円でしたが、きのう時点で、60キロ4万円以上の相場まで上昇しています。
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これはだめでしょう。
我が家は昨年まで、9000円/30kgで買っていましたが、今年の相場が60kg/4万円なんて言うと、価格は4倍を超えていますの、私は絶対に買わないでしょう。
多分、政府の備蓄米が放出されると、一気に価格は下がると予想しています。
調べて見ると、実は農家が価格を釣り上げているのではないとの事。
途中の流通業者の買い占めが原因らしいので、農家も被害者と言えます。
市場にでるはずの21万トンのコメが行方不明であるらしいのです。
どこかの倉庫に隠されているのでしょう。
幸いにも我が家は昨年の在庫がまだ30kgほどありますので、当面はなんとかなりますが、今が既に最高値です。
備蓄米が放出されるまで待てば、価格は落ち着くと思われますが、元の価格までは戻らないでしょう。
コメ価格の上昇は、一時的には農家にとって朗報に感じるかもしれませんが、例えば朝食がパン食になる家庭が増えてきて、子どもがコメを食べないという食育が進んで行くと、将来はコメが売れなくなるんでしょう。
もう既に朝は簡単にトーストと牛乳、休日の昼飯や夕食はマクドナルドって子どもが増えています。
米価が上昇してしまうと、平日も学校でパン食を出すしか予算が無いという学校も増えるでしょう。
また、このまま米の高価格が続くと、カリフォルニア米などが出回るかもしれませんね。
日本のコメと同じ品種なので、日本人には美味しく感じられるでしょう。
逆に、リゾットやチャーハン等は、パラパラのアジア米が美味しいですしね。
今後あまりにも米価が上昇してしまったら、「パン」、「パスタ」、「ラーメン」、「うどん」、「蕎麦」、「シリアル」等を食べる回数を増やす事を検討しようと思っています。
我々のような年金暮らしの者には、物価高騰は致命的な打撃です。
これまでコメを食べていた高齢者も、これからは一気にパン食等へなだれ込むかもしれません。
スーパーではパンが1斤が100円程度で売られていたりもしますし、また、最近はよく作られているので、トーストしてバターを乗せると安い食パンでもとても美味しいです。
忙しい朝に、食器を洗う手間も減りますし便利です。
私は特に「蕎麦」や「うどん」「焼きそば」大好き人間ですが、1人前で50円~80円程度のうどんの生麺もスーパーで買えます。
同じコメ製品ですが、袋入りの餅も大好きです。
普段から、雑煮やぜんざいを自分で作ったりしますので、コメが高くなったら米を炊いて食べる回数は自然に減るでしょう。
米食は日に一回だけでしかも外食にするとかも有りえますね。
我が家は今でも時々、コメが手元にないときは小麦粉を使って九州名物の「だご汁」を作ったりします。(九州版すいとん)
このまま政府がこの米価格高騰の状況を放置すると、段々と日本人はただでさえ高価な日本のコメを食べなくなるでしょう。
コメ価格はやはりある程度の制御が必要だと言うことです。
これまでは、国内の米の生産を一定量確保する為に税金を沢山投入してきました。
そして、輸入を制限してきましたが、コメの買い占めでせっかく確保されたコメの価格が脅かされてしまいました。
実は近年、世界中で米価が高騰しています。
同様に、小麦などもロシアのウクライナ侵攻などで高騰しています。
政府には、真剣に日本の食の安全を考えて欲しいものです。
もう、石破自民党にそれを望むのは無理なのかもしれませんね。
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