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トランプ大統領執務室にウクライナのゼレンスキー大統領を迎えて行った首脳会談で、激しい応酬が発生した。
険悪なやり取りが公の場で展開されるのは異例で、米国の今後のウクライナ支援を巡る非常に不透明な状況が浮き彫りになった。
トランプ氏は「あなたの今の立場はそれほど良くない。
非常に悪い立場に自らを追い込んでいる」と発言。
「現状、あなたには交渉カードがない。我々と一緒ならカードが手に入る」と述べた。
そして、「あなたは数百万人の命でギャンブルをしている。
あなたがやっているのは、第3次世界大戦をギャンブルにすることだ」と声を荒げた。
ゼレンスキー大統領の協議の焦点は、「ウクライナへの継続的な軍事支援や関連する立法措置」、安全の保証だった。
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トランプ氏は、鉱物資源の採掘は米企業が行うと主張。
安全保障をトランプ大統領が約束しなくても、そうなるだろうということだった。
しかしそれは本当だろうか?。
もしかして、ロシアが投資した米国企業の可能性も有るだろう。
ウクライナの人達にとって、米国の安全保障の約束の有る無しは相当に違った結果を生む可能性があるのだ。
トランプはプーチンとどんな約束をして居るのか全く不明だ。
プーチンは悪魔的に頭脳明晰で冷酷な男だ。
ゼレンスキー大統領としては、プーチンと見えない場所で密約を交わしたトランプ大統領の言葉を、そのまま信じないのは当然だろう。
明確な米国の安全保障としか、最後の望みの鉱物資源との取引はできなかった。
米国の支援は今後なく成るだろうし、欧州連合もフランスとイギリス以外は及び腰だ。
だがしかし、ロシアによる今回のウクライナ侵攻の結果は、欧州連合にとって大きな意味を持つ。
今後、プーチンは右傾化した欧州連合を分裂させ、それに乗じてロシア近隣の国を次々と併合し、ソビエト連邦を取り戻すのかも知れない。
その時、欧州連合がどんな形なのか、全く想像できない。
そして、それが日本にどんな影響を与えるのか、それも不明だ。
日本は、自国第一主義の米国を本当に信用してよいのか?、意味はあるのか?。
今後の日本は核爆弾で武装した中国とロシア、そして北朝鮮と対峙して行かねばならないのだが、その覚悟が日本人には無い。
それどころか、沖縄の米軍を追い出そうとしている。
日本国内に、米国軍が駐留することこそ、今は核の傘の下にいるより安全なのだが、そうは思っていないらしい。
日本国内に居ない米軍が、日本のために米国が本当に戦ってくれると思っているのであれば、大変お目出たい考えだ。
今回の会談後に米国のメディアからは、「トランプはプーチン大統領の手先に成り下がった」との批判が有る。
今のトランプは、ただの暴君だ。
ガザに対しても、ウクライナに対してもだ。
彼の言葉を要約すると、「弱いやつは強いやつの言うことを聞け!」でしかない。
米国は強い国だが、ずる賢いプーチンに良い様に踊らされている様だ。
まるで、昔話にでてくる力はあるが頭が軽く、ずる賢いキツネにだまされるお馬鹿さんだ。
イーロン・マスクにも簡単に丸め込まれてしまった事も、頭が悪い証拠だろう。
こんなおバカさん達が、世界の最大最強国の大統領と、その幹部達というのは、世界にとって最大の不幸だろう。
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