NHK: “100均”に異変!?インフレ傾向でビジネスモデルはどうなる
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100円ショップに商品を卸している大阪府千早赤阪村の老舗メーカー「サナダグループ」では、食品保存容器などプラスチック製の日用品を約850点製造しています。
100円ショップに商品を卸している大阪府千早赤阪村の老舗メーカー「サナダグループ」では、食品保存容器などプラスチック製の日用品を約850点製造しています。
しかしプラスチックの原料の仕入れ価格や輸送費が高騰し、経営に打撃を与えています。
例えば、主力のA4書類向けのバスケットはコストが2割以上上昇したといいます。販売価格を維持するために、商品の仕様の変更に取り組みました。
インフレ傾向が強まった2022年以降、100円均一中心に商品を卸す会社の倒産が6件と相次いでいます。
デフレ時代の象徴とも言える、いわば“薄利多売のビジネスモデル”が限界を迎えていることも示しているようです。
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実は昨日ですが、奥様が買いたい物があるということで、宇都宮市のダイソーの大型店に出向きました。
そこで見たものは、相当にコストダウンされた製品ばかりで、下請けメーカーは大変に苦しんでいる様子が伺えました。
私も、ずり落ち防止のシリコンゴムの付いたハンガーを買おうと思っていたのですが、残念ながら姿を消していました。
近くの棚で売っていた、大型の洗濯物干しも、コストダウンのやり過ぎでプラスチック部の板厚がペラペラしており、使用可能な期間は1年持たないだろうと想像されました。
それなら、ダイソー製品ではなくて、一般のドラッグストアで丈夫な物を買ったほうが良いと思われました。
嫁さんは、プラスチックのりは、以前3個入り100円だったけれど、今は1個で100円だったと嘆いていました。
最近の物価高騰を受けて、安かろう悪かろうは止めて、しっかりした作りのものを買い、長く使おうと言う風潮に変化しているのかもしれませんね。
あまりにコスト削減が進んだ製品ばかり販売する100均のビジネスモデルも、そろそろ終わりなのかも知れません。
全ての値段が上昇しているのだから、製品のコストダウンを進めるより、そこそこ良いもので値段を上げたほうが魅力的に見えますが、どうなんでしょう。
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