2025年4月1日火曜日

「WaveSpectra」で周波数特性を測定する時の注意事項

  スピーカーシステムの周波数特性を測定する時、チェック音源には市販のオーディオチェックCDに記録されていたスイープデータを使っています。
 そのデータの確かさを確認する為に、計測時に使用した音源データを「WaveSpectra」で解析した結果は意外なものでした。
 なんだか、高域に従ってだら下がりなのでした。

















 色々とネットで原因を探ってみると、これは計算に使う高域のデータ数の違いによって発生してしまう物らしく、仕方がない事らしいです。(詳しく理解できていません)
 市販のソフトでは、これらを修正するものもあるようですが、「WaveSpectra」にはその機能が搭載されていません。
 そこで比較対象により、データの確かさを確認するために、元音源データと計測したデータを合成してみました。

 ウーハー出力値   ±0.0   0~1.1Khz
 ミッドレンジ出力値 -11.0    1.1~6Khz
 ツイーター出力値  -6.0          6Khz~
 計測位置      リスニングポジション
















 少しミッドレンジが低いようですが、これを見ながらミッドレンジの出力を少し上昇させれば、いい感じに成りそうです。


 ちなみに、ホワイトノイズで計測したデータはこうなります。
 赤線グラフは、元データを直接解析したもの。
 青線グラフは、測定データを解析したものです。
 ホワイトノイズを使うと右下がりは起きず、ほぼフラットな様です。
 何処かのHPで、ノイズ系のデータで計測する場合は、計測時間を少し長くしろと記されていました。













 ピンクノイズを使って、いつものリスニング位置で計測した結果です。
 ピンクノイズの場合は、やはり高域に行くに従って右下がりと成るようです。













 スピーカー直前1m位置でピンクノイズを使って測定した結果です。
 リスニング位置の様に、極低音の盛り上がりはありませんが、うねりは観測されます。
  壁の影響??。
 周波数が極低い所(ウーハーだけの帯域)なので、 やっぱり壁の影響が強いと思われます。
 このうねりをなんとかしたいと思うのですが、あれこれと試してみる事で原因がハッキリしてくるのかも知れません。













 ここで言うのも何だが、この頃の我がシステムの低音再生能力は、とてつもないものになってきた。
 グラフを見ると、ボワボワした低音の様に思えるかも知れないけれど、実はこのレベルでもゴリゴリ!っとしたエッジを感じさせる。
 そして、部屋が震える、体が震える振動を感じる。
 スピーカーもエージングが進んできた様だけれど、やっぱりこの高精度アンプは凄いと思う。





2 件のコメント:

  1. ひでじ
    せんべいさん
    おはようございます
    いろいろ面倒な設定があるんですね
    低音の唸りは私の部屋でも発生します
    五秒位の周期でなりますね
    あと
    電話しました
    次のオフ会についてです
    メールもしましたのでご確認ください

    返信削除
  2. せんべいさん2025年4月2日 9:01

    こんいちは、ひでじさん。
    今日はスマホの電池が枯渇して、電話が中途半端に再起動していました。
    スミマセンでした。
    先ほどメールでご返事させていただきました。
    オフ会、参加させていただきますので、宜しくお願いいたします。

    返信削除