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USAライス連合会によると、カルローズは「SUSHI RICE(スシライス)」として、海外では広くすし店で採用されている。
中食・外食産業向けに米飯を提供する事業者の団体、日本炊飯協会の三橋昌幸事務局長も、「カルローズはすし用の酢飯として国産米とそん色ない」と評価する。
協会が行った食味検査では、高級すし店で使われる「ササニシキ」には及ばなかったが、回転ずし店で使われることの多い「はえぬき」との有意差はなかった。
輸入米は個性はあるが、主食としては遜色がない。
外国産米の人気は今後、さらに広まっていくのだろう。
しかし輸入関係者の口は意外に重く、複数の大手輸入商社からは次のような声が聞かれた。
「今、輸入米の需要がハンパないんです。」
「国産米の高騰に外国産米も引っ張られて、入札競争がヒートアップしている。」
「弊社にも『安価な外国産米を入手したい』という問い合わせがたくさんきていますが、思うように買い付けられない。」
「今後も一般消費者向けに流通を継続できるのか、微妙なところです」
根本的な理由は、輸入量が限られていることだ。
政府は輸入できる主食用米の上限を10万トンに定めている。
今年度の国内の主食用米の生産量は約670万トンだが、輸入米はその約1.5%にすぎない。
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この記事にあるように、日本の米市場は閉鎖的でJAの独占状態だ。
今回のように、JAと政府が米の価格の高騰を狙って出し渋りをすれば、簡単に市場価格をコントロールできてしまう。
食料安全保障だとかほざいているが、既に一部の日本人の食糧事情は最悪の状態だ。
生活費に余裕のない人(シングルマザーとその子供、高齢者等)は食事すら満足にたべられないのに、政府は何もしないバカの集まりだ。
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