欧州の環境活動家が、「日本はエアコンを使いすぎ」として批判していた。
それに、欧州の政治家も参入し批判を繰り返した。
数年前までは、欧州のエアコン普及率はわずか15%と低く、暑い夏は扇風機で乗り切っていたそうだ。
当時は日本のエアコン普及率が90%を超えている事を批判していたのだが、数年前から欧州の夏は灼熱地獄と変化し、40度を超える温度を記録し始めた。
それでも、湿度の高い日本の夏よりは快適だと思うけれど、その後の欧州人は、エアコン否定を簡単に取り下げ、エアコンを大量購入することになったらしい。
そもそも、日本と欧州では気候が全く違うのだから、温度だけで簡単に批判するのは間違っているだろう。
日本の夏は温度よりも湿度の高さが問題なのだね。
では、冬の暖房に関してはどうだろう。
欧州は全館暖房が普及していて、例えばガス暖房で家全体の温度を24時間上げて生活している。
日本は、田舎に行くと夜は石油ヒーターと炬燵、深夜は電気毛布だったりする。
昼間は炬燵だけの所もある。
つまり、暖房に関しては日本のほうがエコだと思う。
欧州人は日本のエアコン普及率の高さを批判するより先に、欧州の暖房のエネルギー消費を減らす努力をするほうが先でしょうね。
いつも欧州人は日本を批判するけれど、調べてみると殆どが勘違いか間違った認識だったりする様です。
同じ様な話ですが、欧州は日本のハイブリッド車が発売されたばかりの頃、随分馬鹿にしました。
でも、今はEVではなく、世界中でハイブリッドシフトが起きています。
実は10年ほど前にフランスに出向いた時は、沢山のプリウスαのタクシーが走っていました。
何事も、世論や噂にただ流されるのではなく、しっかりと物事を考えることが大切なんですよね。
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