2025年10月31日金曜日

2024年が「最もふりかけが売れた年」になった背景

東洋経済:2024年が「最もふりかけが売れた年」になった背景

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 大手メーカーのふりかけ出荷額は2022年9月頃から伸び始め、27カ月連続で上昇。
 過去の出荷額の最高は2000年度の412億円だったが、2023年度は400億円に回復。
 2024年度も前年比4%増で、2000年度の最高額を更新。

 * ふりかけは物価の優等生、実質賃金の減少期間と、ふりかけの市場規模が拡大した時期はほぼ一致している。
 
 ふりかけは朝ごはんや昼食のお弁当のお供というイメージがありますが、現在はインフレで家計が苦しいため、作れるおかずが少なくなった。
 それを補うために夕食でもふりかけが登場する機会が増えた。

 過去をさかのぼっても、1993年の『平成の米騒動』でタイ米が緊急輸入された時や、バブルが崩壊して日本経済がデフレ基調になった2000年代にもふりかけ市場は活況

 収入減少や食料品の値上げなど『食卓の危機』が発生すると、安くておいしいふりかけは“庶民の味方”として重宝されてきた。

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 確かに、日本の米食には、必ず「おかずが」必要です。
 でも、物価高騰でおかずを満足に買えない家庭も増えているんでしょう。
 特に野菜類は夏の猛暑の影響で、満足な量を買えない家庭も多かったかもしれません。
 それらを補う目的で、「ふりかけ」の消費が増えているとすれば、日本はもはや貧困社会なのでしょう。
 「ふりかけ」で必要な栄養素が取れればよいですが、一般的に「ふりかけ」は塩分が多いと感じます。
 其の為に、余計に炭水化物を沢山食べがち。
 炭水化物過多、塩分過多の食生活では、肥満、高血圧の原因。
 この物価高の原因は、まずは歴史的な円安です。

 高市政権は、阿部政権の後を追って「金融緩和」に動きそうです。
 できれば、金利を上げて円の価値を高めて欲しいと思いますね。

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