デマや扇動に惑わされる我々を憂う

 　最近流行りの言葉に、「ステルス・マーケット」、略してステマがありますね。

　しかし我々一般人は、昔から「デマ」や「サクラ」に騙される事が多かった気がします。

　

　最近は、ネットの動画配信サービス等、で過剰な性能を謳ったり、ステマCMが増えている気がします。

　この頃気になっているのは、お年寄りを狙った物が増えてきたこと。

　仰々しい名前をつけて、それらしく性能を過剰に盛った製品です。

　シワを消す？化粧品等、毎日、相当数のＣＭが流されるので、興味のない私はもうウンザリです。

　膝サポーターで、「人工筋肉」だと称した製品が、ネットを見ていると表示される事が多くなりました。

　「人工筋肉」の定義は曖昧なのを知ってか、違法ではないのですが、ちょっと違うんじゃないとか思ってしまう製品があります。

　これの何処が「人工筋肉」なんでしょうかね？

　ただの、樹脂製の伸縮材でしょうに。

　昔から有るのが、シャープ社が謳っていた「プラズマ　クラスター」という名前の装置です。

　すっかり市市民権を得た言葉なのですが、何が「プラズマ」なんでしょう？。

　構造を見ると、主要に発生しているのは電気スパークに依る「オゾン」ではないかと、個人的には思っています。

　日経クロステックさんで「プラズマクラスターを調べた」記事を見ましたが、殆ど効果は無いそうでした。

　参考記事：プラズマクラスターやナノイー自体にはほとんど殺菌効果がないことが明らかに

　個人的にはどんな名前でも構いませんが、あまりに仰々しいと、逆に引いてしまいます。

　参考：プラズマとは

　プラズマは、固体・液体・気体に続く物質の第4の状態で、気体がさらに高温・高エネルギー状態になり、原子から電子が離れてイオン（陽イオン）と電子が混在する電離気体。

　最近の少し高価な空気清浄機には、「電気集塵装置（静電フィルター）」が組み込まれている物が多い気がします。

　同時に「オゾン」が発生すると思うのですが、シャープ社の「プラズマ　クラスター」以上の効果がある様に思います。

　気になっている製品は、ダイニチ製の「空気清浄機 CL-HB924」という製品です。

　参考：ダイニチ公式

　実売価格は、5万円台ですので、いい感じです。

　以前は、加湿機能付きの空気清浄機を使っていたのですが、カビが発生したりが心配で加湿機能は使いませんでした。

　電気集塵装置（静電フィルター）は、工場の排煙設備などに仕込まれている実績のある装置ですので、間違いがないと思っています。

　仰々しいＴＶ-ＣＭや広告を流している製品が巷に溢れています。

　自分には「疑似性能を語った、あるいはイメージさせるだけの製品」としか思えないので、わざわざそれを選んで買う気はしません。