2025年3月25日火曜日

我が家のスピーカーシステムの周波数特性を測定しました その1

 本日は、フリーソフトの「Wave Spectra」を使って、スピーカーの周波数特性を計測してみました。

 周波数測定システム









 



 








 まずは、マイクの素性を知らねばなりませんので、メーカーサイトでマイクの特性図を拾ってきました。
  測定用マイクと銘打っているので、価格のわりには高性能みたいです。

 Behringer ECM8000(特性図) 












 スピーカーシステムの測定結果
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 ・ウーハー 30cm位置で測定 
★ウーハー単体は、理想的な動作をしています。







 ・バスレフダクト 直前で測定 
★200Hzに高い山があるように見えます。
 まるで、ダブルバスレフのような感じ。
 ダクトが床面に近い位置に有る為に、床に逆相音が跳ね返って悪さしているのかもしれません。
 ダクト付近の床に、吸音材か拡散材を置いて、もう一度測定してみようと思います。


 ・ミッドホーン 30cm位置で測定
 ★いい感じです。








 ・ホーンツイーター 30cm位置で測定 
 ★とてもキレイな特性です、高い周波数までキレイに伸びていますね。







 ・3wayシステム 1m離れた位置で測定(モノラル)
 ★スピーカーを壁際にピッタリと寄せて設置しているので、壁の反射音で低域が少し乱れている可能性があります。
 もう少し、壁から離せれば良いのですが・・・




 ・リスニングポジションで測定(ステレオ) 
★部屋の音響特性が影響して、50~70Hzと、200~300Hzに大きな谷ができているようです。
 バスレフダクトの測定で、200Hz付近に高い山があるようでしたが、床反射ならば逆位相かもしれません。
 床に拡散材を置くとか吸音材を置く等々、何か対策を考えましょう。



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 今回は、「WaveGene」と言うソフトを使って、スイープデータを作成したのですが、何故か私のオーディオシステムでは、まともに演奏できませんでした。
 今回の測定には、手持ちのオーディオチェックCD内の、周波数解析音源を使用しました。

 「WaveSpectra」は、録音した音源をグラフ化します。
 そしてその数値データを「.WSO」ファイルとして出力可能です。
 WSOファイルは、拡張子を「CSV」と変えるだけで、EXCELで読むことが出来るようになります。
 何て事はないように思えますが、EXCELで読み込めるとすると、後々グラフ化したり他のデータと比較したりがやりやすく成ると思われます。

 フリーソフトは大変ありがたいですね。
 今回の測定にかかった費用は設備費だけです。
 合計で¥17.890でした。(パソコンとマイクスタンドは含まず)


2 件のコメント:

  1. マイペース2025年3月26日 7:55

    こんんちは。やることが早いですね。各スピーカーとも素直な特性と理解しました。部屋の特性では50~70Hz、200~300Hzに谷があるとのことですが補正は難しそうですね。どうするのだろう。

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  2. せんべいさん2025年3月26日 15:56

    マイペースさんこんにちは
    部屋の音響チューニングですが、低い音は対策が難しいみたい。
    本日、スピーカーのダクトの長さを変えたり、スピーカーの位置を前後で移動させて測定してみましたが、全く効果は無いようです。
    ウーハーやダクト、スピーカー本体から1mでの測定では、素直なカーブが描けているので、やはり部屋の特性だと思います。
    今は、どうすれば良いのかネットで調べている状況です。
    参考:http://www.salogic.com/home-select.files/home-13-sub1.htm

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