2026年8月5日水曜日

アメリカが介入しないと、日本円を守れない異常事態/An abnormal situation where the Japanese yen cannot be defended without U.S. intervention.

  アメリカが介入しないと日本円を守れない異常事態…高市首相の悲願「消費減税」がたどる悲劇的な結末

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 7月31日に行われた日米両政府による円買い介入を受け、165円を突破する目前だったドル円レートは157円台まで下落した。
 8月3日にも日本による為替介入が行われた結果、ドル円レートは一時155円台まで下落した。


 今回の介入で特に注目されるのは、米国が保有していたユーロを売って円買い介入のためのドル資金を得たことだ。
 今の米国の金利が高い。
 この状態で日本が円介入の為に保有している米国債を大量に売却すれば、また米国の金利は上昇してしまう。 
 そこで米国がユーロを売って、その資金で円を買うという奇策を用いたのだ。

 米国には、日本発の金利上昇圧力が米国の金利上昇につながっていることを懸念している。
 高市早苗首相が就任して以降、市場ではその財政拡張志向が嫌気されて、それまで1%台半ばだった長期金利が3%近くまで上昇している。
 日本は米国の国債を多く保有するため、日本の財政状況が悪化すれば米国にその影響が及ぶ可能性がある。

 長らく高かった高市政権の支持率だが、最近は無党派層を中心に“高市離れ”が進んでいるように見られている。
 危機感を持つ高市首相としては消費減税に踏み込みたいだろう。
 しかし大多数の有権者は、円安に対して否定的な見解を持っている。
 自らの消費減税が金利上昇と円安を招けば、結局支持は失われかもしれない。

Following the yen-buying intervention conducted by the Japanese and U.S. governments on July 31, the dollar-yen exchange rate—which had been on the verge of breaching the 165-yen mark—fell to the 157-yen range.
Japan conducted further foreign exchange intervention on August 3, causing the dollar-yen rate to briefly drop into the 155-yen range.

A particularly notable aspect of this intervention was the U.S. selling its holdings of euros to secure the dollar funds needed for the yen-buying operation.
U.S. interest rates are currently high.
If Japan were to sell off large quantities of its U.S. Treasury holdings to fund yen intervention under these conditions, it would drive U.S. interest rates even higher.
To avoid this, the U.S. employed an unconventional strategy: selling euros and using the proceeds to buy yen.

The U.S. is concerned that upward pressure on interest rates originating in Japan could lead to a rise in U.S. rates.
Since Prime Minister Sanae Takaichi took office, markets have reacted negatively to her inclination toward fiscal expansion; consequently, long-term interest rates—previously in the mid-1% range—have climbed toward 3%.
Because Japan holds a vast amount of U.S. government debt, a deterioration in Japan's fiscal health could potentially spill over and impact the United States.

While the Takaichi administration enjoyed high approval ratings for a long period, there are signs of a recent shift in sentiment—particularly among unaffiliated voters—away from Takaichi.
Sensing this crisis, Prime Minister Takaichi likely wishes to move forward with a consumption tax cut.
However, the majority of voters view the weak yen negatively.
If her consumption tax cut were to trigger rising interest rates and a further depreciation of the yen, she might ultimately lose public support.

********************************** My opinions *************************************

 米国は特に日本の円安を助けている訳ではなく、米国のドル高に影響を及ぼすことを懸念しているのだろう。
 ドル高はトランプ大統領が目指している、米国の輸出入の不均衡の改善を阻害する要素だからだ。

 日本のオールド・メディアは頻繁に円安を問題視するが、実際は悪いことばかりではないのですが、それらは全く報道をしません。

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 ※円安のメリット
 ・ 輸出が有利になる:海外で日本製品(自動車や機械など)が安く売れるため、輸出する企業の売上や利益が上がる。
 ・ 外国からのお客さんが増える:インバウンドにとって日本での買い物や食事が安く感じられるため、日本の観光業やお店の利益にプラスになる。
 ・ 外貨資産の価値が上がる:すでにドルなどの外貨や海外の株などを持っている場合、日本円に換算すると価値が高くなります。

 ※円安のデメリット
 ・ 輸入品が高くなる:海外から買い入れる食べ物、服、材料などの値段が上がります。  
 ・ 光熱費が高騰する:日本は電気やガス、ガソリンの元となる燃料を海外からの輸入に頼っているため、光熱費の負担が大きくなります。
 ・ 海外旅行や留学の費用が増える:海外へ行くときに、より多くのお金が必要になります。

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 円安が進んだ場合、輸出製品の価格が下がるために、輸出が好調になり日本国内の仕事が増えます。
 輸出企業の業績が好調となれば、結果的に給与が増えて国内の景気が良くなるのは間違いありません。
 海外から見て、相対的に日本人の人件費が下がるために、日本への企業誘致が進む可能性もあります。

 日本がGDPで世界一であった頃は、輸出産業が好調でした。
 しかし、民主党政権時に円高が80円台/ドルまで進み、輸出製品の国際的な競争力が低下したため、製造業が疲弊してしまいました。
 日本のマスコミは、声高に円安とGDPの順位が下がった事で、政権を批判します。
 確かに円安は、輸入品やエネルギー価格が高騰するかも知れませんが、其の代わりに日本国内での生産が活発化する可能性もあるのです。
 円安は日本再生のチャンスかもしれません。

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